悪用厳禁！！ストックホルム症候群と言うヤバい症状！？

水商売などで、従業員のやキャバ嬢等の管理に、よく使われている方法で、【ストックホルム症候群】というものを利用した方法がある。
多くの人は、この【ストックホルム症候群】については、理解しておらず、この言葉すら知らないが実践している方法だ。
一歩間違えると、犯罪にもなり兼ねない危険な方法だが、その分効果は絶大だ。
今回は、そのストックホルム症候群についてお話したいと思います。

【ストックホルム症候群とは？】

まずは、この【ストックホルム症候群】とは、一体どういったものなのか説明したいと思う。

1973年8月、ストックホルムにおいて発生した銀行強盗人質立てこもり事件（ノルマルム広場強盗事件）において、人質解放後の捜査で、犯人が寝ている間に人質が警察に銃を向けるなど、人質が犯人に協力して警察に敵対する行動を取っていたことが判明した。また、解放後も人質が犯人をかばい警察に非協力的な証言を行ったことなどから名付けられた。

この問題を調査したフランク・オックバーグ（英語版） 博士は、FBIとイギリス警察に、次のように報告した。 「人は、突然に事件に巻き込まれて人質となる。そして、死ぬかもしれないと覚悟する。犯人の許可が無ければ、飲食も、トイレも、会話もできない状態になる。犯人から食べ物をもらったり、トイレに行く許可をもらったりする。そして、犯人の小さな親切に対して、感謝の念が生じる。犯人に対して、好意的な印象を持つようになる。犯人も、人質に対する見方を変える」[2]。

犯人と人質が閉鎖空間で長時間非日常的体験を共有したことにより高いレベルで共感し、犯人達の心情や事件を起こさざるを得ない理由を聞くとそれに同情したりして、人質が犯人に信頼や愛情を感じるようになる。また「警察が突入すれば人質は全員殺害する」となれば、人質は警察が突入すると身の危険が生じるので突入を望まない。ゆえに人質を保護する側にある警察を敵視する心理に陥る。

引用元URL：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

ストックホルム症候群と言うのは、この様な現象の事を指すものです。

【実際にはどんな場面で起こっている？】

これを踏まえた上で、水商売では、「なぜこんな状況下で働いているの？」と言う場面に出くわす事があるのですが、これこそまさに、ストックホルム症候群を利用したものなのです。
多くの人は、このストックホルム症候群を知らずに行っている事なのですが、ブラック企業をやめられなくなってしまったりするのも、ストックホルム症候群が原因の場合が多いのです。

【ストックホルム症候群になるとどうなる？】

例えば、私も過去に経験した事なのですが、ホストクラブで、昔は平然と当たり前の様にあった事なのですが、先輩ホストが、後輩ホストを殴る蹴るなんて言う事は日常茶飯事でした。
しかし、この殴る蹴ると言った暴力や、暴言を吐かれながら奴隷の様に扱われているのにも関わらず、辞める事も無く、働き続けるのです。

何故そんな状況下で辞めると言う選択肢では無く、働き続けると言う選択をするのか？それは、「ホストとして売れて、成り上がる」「日々大変な思いをしながら同じ苦しみを共有している」と言う共感などによって錯覚を起こして、ストックホルム症候群の様な状態に陥っているのです。
そうすると、「この人も大変なんです」や、「この人は私の為に言ってくれている」などと思い始め、その状況を正当化し始めるのです。
キャバクラなどでも同じで、これだけではありませんが、水商売の多くは、こうして従業員の管理を行っているのです。

この様な異常な状況下ですら、それが正しいと思い込んでしまう、【ストックホルム症候群】の効果は絶大で、これを恋愛に応用すると、ほぼ洗脳に近いレベルで、女性の気持ちを自分へと向ける事が出来ます。
ただ、最初にも言いましたが、やり方を間違えると、犯罪行為へとも繋がりかねないとても危険な方法です。
ストックホルム症候群を利用して、女性の気を引こうと考えるのであれば、細心の注意が必要をなってきます。

これはホストも、使っているテクニックで、女性に大金を貢がせる事も出来る様な、強力な人心掌握のテクニックです。
倫理的な問題などもありますし、決して綺麗な手法ではありませんので、実行しようという人には、悪用厳禁と言う事と、トラブルに発展する可能性などを理解した上で、自己責任で行って頂きたと思います。