モテる男のテクニック！？女を簡単に口説き落とせる方法【イエスセット話法】

女を簡単に落とせる上に信頼を得て、更には、洗脳レベルで言う事を聞かせられるテクニックがあるとしたら？
「そんな都合の良い魔法の様なテクニックある訳がない」と思うかもしれないが、心理学には、そんな魔法の様なテクニックが存在する！
そのテクニックとは、【イエスセット話法】！！
今回この魔法の様なテクニック、イエスセット話法をお教えしよう。

【イエスセット話法って？】

【イエスセット話法】とは、1900年頃に活躍した、催眠療法の権威で、天才催眠療法士と言われた、精神科医の「ミルトン・エリクソン」と言う心理学者が提唱している、『催眠療法』の１つである、『イエスセット』と言う、『一貫性の法則』を利用した、催眠療法の理論を基に、構築された会話に関する心理術。
このテクニック、イエスセット話法は、絶大な効果を発揮するテクニックで、多くは、『営業職』・『ホスト』などが使用しているテクニック。
その多くに自覚は無いが、特にホスト、中でも人気ホストは、必ずと言って良いほど、使用しているテクニック！
主な効果としては、信用を得る事が出来たり、有効に使えば、洗脳レベルで言う事を聞かせられる事が出来る！！

【イエスセット話法の使用方法！！】

【イエスセット話法】とは、基本的には、「対象となる相手との会話の中で、相手の返事が『Yes』、つまり肯定形になる様に会話を進める」と言うもの。
先にも少し言ったが、イエスセット話法とは、一貫性の法則を利用した、催眠療法であるイエスセットに基づいた心理術。
つまり、簡単に説明すると、『人間は、続けてYesと繰り返し答えていると、急にNoとは言いづらくなってしまい、結果的にYesと答えてしまう』と言うテクニック！！

対象者が、Yesと答える質問を繰り返した後に、返答を考える様な質問を投げかける事で、本来Noと断られてしまう様な問いかけを、Yesと答えさせることが出来る。
しかし、もちろんどんなことでも押し通せる訳では無く、手前の問いかけと本題の問いかけが、あまりに懸け離れて居ると、もちろんNoと言われてしまう。
手前の問いかけと、本題の問いかけの重要性や関係性が近ければ近い程に効果を発揮するのが、このイエスセット話法！

【洗脳レベルでイエスセット話法を使うホスト！！】

いまいちピンと来ていないと思うので、具体的な使用例も交えて説明しよう。

例えばホストの場合、ちゃんとした店の場合、新規(始めて来店する一見の客)が来店した際に、何人かのホストが順番に席に着いて接客をしていくのだが、この時に、必ず会話の中で聞き出した情報を、次のホスト達と共有できる様にメモしながら会話をする。
キャバクラなどに行く人なら分かると思うが、これによって、ホストが変わる度に「名前は？何してたの？」と同じ会話を、何度もされてめんどくさいと言う状況をしなくて済む様に、基本的な情報はメモに書き記していくようになっている。
つまり、後半になればなるほど、新規の情報が分かっているのだ。

出来るホストはここが違う。
出来ないホストは、後半になればなるほど「その話さっきもした」と言われてしまう可能性が出てくるので、会話に困ってしまうと、話のしやすい前半に席に着きたがる。
しかし、出来るホストは、後半の方がイエスセット話法で、新規を自分の客としてゲットしやすい事を知っているので、後半に付きたがる。

情報が多い後半は、高確率でイエスセット話法が決まり自分のものにしやすいのだ。
まず、あいさつの後メモを確認「○○ちゃんって言うんだ」・「○○ちゃんで良かったかな？」と言う。
この時点で、○○ちゃんである事は、分かっているので、返答は当たり前だが「Yes」となる。
次も同じ要領でメモにある情報について聞いていく、その問いについては、当たり前だが「Yes」と返ってくることが分かっているので、この時点でイエスセットが出来あがっている。
このテクニックは、【バックトラッキング】と言うテクニックで、イエスセット話法においては、初心者でも失敗しない「Yes」を引き出す鉄板の方法。

ここで次に行う行動が、「どんなホストが良いか？」では無く「こんなホストはダメだよね」と言う話をする。
この時の質問も、自分に当てはまらない内容なら何でもOKで、当たり前の内容でいい。
そうしてYesを積み上げていき、最後に「ダメな要素1個も引っかかって無いし俺も悪く無いでしょ？」と言う流れの問いかけをする。
すると、否定する要素が潰されているので、否定し辛く「Yes」と客は言ってしまい、口に出す事で、自己暗示の要素も加わり、「悪く無い」という認識を強める。

また、ホストが高級ボトルやシャンパンなどの、高額な商品を卸してもらうのにもこのテクニックは使っている。
最初は、客が断らない様な、安いお酒などを頼んで行く。
これによって、イエスセットが出来あがる。
ここからは、イエスセット話法の法則に乗っ取って、少しづつ断らない程度に要求を上げていく。
キープボトルから、ドリンク・シャンパン・高級ボトル・シャンパンタワーのような感じで、順を追ってランクを上げていくと、イエスセットが完成しているので、徐々に上がっていき断れなくなる。

更に、ホストクラブに通っている女で、ホストの事を信用しきっており、なんでも言う事を聞いてしまう女がいるが、あれもそれだけではないが、イエスセット話法によって、そうなってしまっている女もいる。
つまり、ホストの問いに対して、「Yes」と答え続ける事で、「俺の言った事が間違っていたことが無いだろう？」と言われると、事実「No」と言ったことが無く、イエスセットが出来あがっているので、「Yes」と言ってしまう。
すると、それを繰り返すうちに、女は「この人が言っている事は、全て正しい」と思い込んでしまい、洗脳レベルでイエスセットが決まってしまい、「Yes」しか言えなくなってしまう。

【イエスセット話法使えば簡単に女を口説ける！？】

このイエスセット話法は、上手く使う事で、女を口説いたり、ナンパするのも簡単になってしまう。

例えば、ナンパの場合。
分かりやすくYesと返ってくる内容で良いので、まずはそこから始める。
「2人で飲んでるの？」「ビール好きなの？」「サッカー好きなの？」と言う様に、シチュエーションに合わせて、わかりやすく「Yes」と返ってくる質問で良い。

2人組女に声を掛けて「2人で遊んでいるの？・飲んでるの？」と聞けば、「Yes」と返答が来るのは当たり前。
BARなどで飲んでいる女に、飲んでいるお酒を見て「ビール・チューハイ・カシスオレンジ好きなの？」なんて感じに言えば良い。
今現在飲んでいるのだから、高確率で「Yes」と返ってくるのは当たり前。
こんな感じの要領で、問いかけをしていき「Yes」を引き出す。

３回立て続けに「Yes」と言われたら、「一緒に良いかな？」と言った問いかけをする。
ここであからさまに断ってくる女は少ない、と言うか、断れる女は少ない。
この様に、イエスセット話法を使えば、女を口説く土俵を作るのは簡単！

また女をホテルに誘い、連れ込む時に、「女に言い訳を与えてやるのが良い」と言うが、あれはモテないナンパ師の理論。
本当にモテる男は、言い訳では無く、イエスセット話法を使って、SEXに対しての、「Yes」を引き出す。
言い訳を与えてやるのではなく、イエスセット話法を使う事で、断る理由を無くしながら、最終的にイエスセットの法則で、「Yes」と言わせてしまう。
ここまで来れば、一般レベルで言えば、イエスセット話法を十分に使いこなせている。
一般レベルで言えば十分モテる事も出来るだろう。

【こんな場面でも使われているイエスセット話法】

この【イエスセット話法】は、様々な職業の人間が、色んな場面で使用している。

例えば、『占い師』だが、占いの結果などを信用させる手法としても、このイエスセット話法は使われている。
占い師は、基本的に誰にでも当てはまり得る内容の質問を必ずしてくる。
「生き物の死に出会った事はありませんか？」など、この場合、人の死や、ペットなど動物の死を連想するが、「虫・動物・魚・人間」なんでもいいが、生きている者の死に面した事の無い人間などいない。
占い師は、この質問で、最初「No」と言われてもこれを掘り下げて、「Yes」を引き出す。
こうして「Yes」を引き出し、イエスセットを完成させながら、信用を勝ち取り占いを信じ込ませる。

また『信仰宗教』なども基本的に同じ手法で、信用させていき、そこから洗脳レベルまでイエスセットを決めると、他の方法も使い本格的に洗脳する。
また悪い方向だが、『詐欺師』の多くも、このイエスセット話法で、話している。
最初にイエスセット話法を使って信用した所で、騙すのは、詐欺師の基本的手法。
オレオレ詐欺にしても、「俺、俺だよ俺」と言う問いに対して、「○○か？」と言うのは既に「Yes」と答えているのと同じ効果をもたらし、イエスセットが決まっている事で、信用してしまい騙されてしまう。

【イエスセット話法を有効に活用するには？】

この様に、強力な効力がある、イエスセット話法だが、上手く使わなければ、もちろんその効果自体もそこまで見込めない。
イエスセットが決まっているからと言って、いきなり「ホテル行かない？」・「SEXさせて」と言ったところで、もちろん上手く機能する訳も無いし、全て台無し。
イエスセット話法を、上手く決めるコツは、【関連性】と【消去法】。

イエスセットが決まっていたとしても、何の脈絡も無く「関連性」の無い話を持ち出しては、「Yes」と言わせるのは難しい。
「Yes」と言わせて、要求を呑ませたい事と関連性のある話題を使って、イエスセットを決めるのが、上手くイエスセット話法を成功させるコツだ。

また、イエスセット話法を使用する時には、「加点法」の様な、自分自身の評価に関する問い掛けよりも、自分の方が良いと間接的に思い込ませる事の出来る『消去法』の方が、「Yes」を引き出しやすい。
簡単に言えば、「俺っていい男だろ？」と聞くより、「俺って悪い所無いだろ？」と聞いた方が、「Yes」が出やすい。
またイエスセットが決まっている状況では、「俺と付き合う？」と言うよりも、「付き合う対象として俺は有り？無し？」と聞いた方が、付き合うと言う事に対して「Yes」を引き出しやすい。

イエスセットが決まっているので、Noとは言いづらくなっている状況下では、「有りか無しか？」と聞かれると、無しと言いづらく、有りと答える確率がグッと上がる。
またこの後の誘導も楽で、同じ要領で、付き合う事を断る要素を、消去法で消してやれば、必然的に「付き合おうか？」と言う問いに対して、「Yes」と言わざるを得なくなる。
しかし、この方法の注意点としては、それ以外の部分で、しっかりと対象の女を落としきるポテンシャルを兼ね備えていないと、関係は長続きしにくいが弱点。
しっかり付き合いたいなら、他の要素も含めてしっかり精進すべき。

この他にも、『バックトラッキング』、簡単に言えば「オウム返し」を使う事でも、簡単に「Yes」を引き出す事は出来る。
イエスセット話法初心者は、このバックトラッキングを使うのが、一番無難で簡単な方法だろう。
バックトラッキングを使った「Yes」の引き出し方は、とても簡単で、「何が好きですか？」と問うと「○○が好きです」と返ってくる。
これに対してオウム返しの様に、「○○が好きなんですね」と言えば良い。
すると、当たり前だが「そうです」、つまり「Yes」の答えが返ってくる。

この様に知り得ている情報をオウム返しするのをバックトラッキングと言うのだが、バックトラッキングは一番簡単で確実に「Yes」を引き出す事の出来る方法！
ホストの、イエスセット話法でも少し話したが、バックトラッキングを使って「Yes」を引き出すのは鉄板！